日曜日、医者は何をしているのか――Web講習会が増えた今

14時ちょうど、申込開始
先日、「日医かかりつけ医機能研修制度 令和8年度応用研修会」のWeb講習会の申込開始が14時からありました。定員は2,500名、しかも先着順です。こういうものは後で申し込もうと思っていると忘れてしまったり、定員に達してしまったりするのです。実際に、前回は完全に忘れていて、思い出したときには既に対象外でした。なので、今回は、14時になるのを待ってすぐに申し込みました。無事に予約できて、まずは一安心です。
Web講習会は、本当に便利になりました
一昔前なら、研修会や講演会に参加するために会場まで出かける必要がありました。移動だけでも時間がかかります。数ヶ月前から、飛行機のチケットを予約しないといけなかったときもありました。会場が東京とかだと、1泊2日になるし。その点、自宅やクリニックから参加できるWeb開催はとてもありがたい仕組みです。
医療の世界では、新しい薬や治療法、制度の変更など、この世界で生活している限り、勉強することがなくなることはありません。Webで参加できる、という選択肢が増えたのは良いと思います。以前より、いろんな会議に出席したり、講演会を視聴したり、しやすくなったと感じます。
便利になったら、今度は講習会が増えました
ただ、参加しやすくなった分、今度は講習会の数そのものがとても増えました。製薬会社のMRさんからも、さまざまな講演会の案内が届きます。「これは聞いておきたいな」と思うものを選んでいるつもりでも、予定表を見ると結構な数になります。知り合いの先生や、有名な先生が出てるものだけ選んでても、数は多いし、同じ時間帯のこともあります。あと、参加登録が大変な場合もあります。そういう会議は、当日、参加しようとしても、配信のサイトにたどり着けない、といったこともあります。
今回申し込んだ研修会は、日曜日の朝10時から夕方17時20分まで。ほぼ一日、パソコンの前で講義を聞くことになります。きちんと見ているか、途中で簡単な質問も出てきます。同じ内容のWeb講習会がもう一度予定されていて、そちらも申し込むつもりです。年3回あって、2回はオンラインで参加できるのです。
休みの日も、診療につながっている
こうした研修を受講していくと、かかりつけ医機能に関する研修の受講実績となり、制度上の修了申請につながります。もちろん証明書のためだけに聞いているわけではありませんし、実際に視聴したあともいろんな事務処理や手続きが年単位で必要なので、かなりややこしい制度だなって、今でも感じています。日々の診療とは別に、こうした講習会に参加することも必要かな、と思っています。
「日曜日は休みだから、どこかに遊びに行っているのでは」と思われるかもしれません。もちろん遊びに行く日もあります。家で掃除しながら、ゴロゴロしていることも多いです。ただ、今回のように、研修会や講演会で数時間、場合によっては、一日が終わる日曜日もあります。
日曜日にずっとパソコンの前にいると、「今日は休みだったはずなんだけどなー」と思うこともあります。そして、どうしても眠くなることもあるので、スクワットとか筋トレしながら視聴していることもあります。それでも、「どうして視聴しているの?」って思われるかもしれません。医師の仕事って、臨床医学(たとえば外来診療)だけでなくて、研究とか地域貢献とか、たくさんあるのです。今回の講習会は、自分の専門分野とは違う知識も知ることができるし。診察室の外で過ごしているこういう時間も、結局は役に立つ、と思っています。
