平日の昼休憩時間に、熊取町役場に行って、子育て会議に参加してきました

10月13日、昼休み。クリニックを抜けて、熊取町役場へ行ってきました。
今回は、熊取町の子育てに関する会議です。今年度から医師会の代表として参加することになりました。夏に行われた全体会議に続いて、今回が2回目の参加でした。
大学勤務時代に評価されていた、個人評価
私は、これまで、大学病院での勤務が長かったです。
大学病院で働いていた頃、教員として雇われていました。そして、5つの領域に対して、個人評価を提出し、大学から評価を受けていました。
その5つの役割とは、教育、研究、臨床、組織貢献、地域社会貢献、の5つでした。
臨床や研究。これは、想像しやすいですよね。私は大学病院では研究室での時間が長く、基礎研究とか臨床研究とかに携わっていました。
そして、今回のテーマである「地域社会貢献」。
講演会で発表したり、保育園や学校、地域の方々と関わったりすることも、大切な仕事で、評価項目になっていました。
開業医になった今も、教員としての働き方という意識が残っています。今回、熊取町に「医師会代表として私ができることがあれば」という視点で、関わらせてもらうことになりました。
患者さんをきちんと診療することは、とても大切です。しかし、医師の仕事って、それだけではないのですよね。
研究マインドを持ち続けることも大事。地域の活動に参加することも大事なのです。
約30人が集まった、活気のある会議
今回参加したのは、熊取町における、子育てに関する会議。そのうち、「保育園・幼稚園に関する部会」です。
これまでは、別の先生が医師会の代表として参加されていました。でも、「子どもや子育ての会議なので小児科医が参加したほうがよいのではないか」というお話があり、今年度から私が担当することになりました。
午前の診療が終わって、自転車に乗って熊取町の役場に出発。13時に会場に入って驚いたのは、参加者の多さでした。
保護者の代表、保育園・幼稚園の先生方、NPO法人の方、行政関係者、関西医療大学の学生さんなど、約30人が集まっていました。
自主的に参加された方も多く、皆さんとても熱心でした。
今回は4つの班に分かれ、現在の子育て支援の課題や、熊取町にあったらよいと思う施設・サービスなどについて話し合うことになりました。
診察室とは違う視点から見える課題
私は、保育園の先生方などと同じ班でした。最初は何を話せばよいのか分からない緊張した雰囲気。でも、次第に、今の問題点や解決方法などについて、色々お話できました。
病児保育や、子どもの発達について相談、などのニーズは多いのかもしれないです。保育園や幼稚園の先生方、地域の支援機関などとの連携が必要そうでした。
また、ほかの班からは、町内を移動するバスの充実、雨の日にも遊べる屋内施設、保育園でのおむつに関する負担軽減など、さまざまな意見が出されました。
同じ子育ての問題でも、医師、保育士、保護者、行政、それぞれの立場によって見えている課題が違います。
私にとっても、普段の診療だけでは気づきにくいことを知る機会になりました。
診療以外の仕事も、大切にしていきたい
会議は午後1時から3時まで。その後、急いでクリニックに戻り、4時からの診療に臨みました。
昼休みを使っての参加だったので、なかなか慌ただしい一日でした。初めての部会ということもあり、少々疲れました。
今回一番印象に残ったのは、「地域の子育てに対して、これほど多くの方が真剣に考えているのか」ということです。積極的に意見を出されていました。熊取町の皆さんの熱気を感じました。
小児科医として子どもたちを診療することはもちろん大切です。そして、その子どもたちが生活する地域を少しでもよくするために、自分にできることを考えるのも大切な仕事なのだと思います。
これからも、体力が続く限り、診察室の中だけでなく、地域のさまざまな場にも目を向けていきたいと思っています。
