研究室の先輩と久しぶりのランチ ― 熊取『つろぎ』にて

久しぶりの再会、熊取「つろぎ」でランチを
先日の木曜日の午後、和歌山県立医科大学で一緒に研究していた先輩の先生とランチに行ってきました。行ってきたのは、熊取町にある「つろぎ」というお店。
実は初めて訪れました。いろんな方におすすめを聞いて、候補をいくつか挙げた中から、今回はここに決めました。
すぐ近くにフランス料理のお店もあるのですが、オーナーご夫妻が一時的にフランスに帰国中とのこと。ご夫妻が戻られたら、次はそちらにも行ってみたいなと思っています。
研究室時代の思い出と、医学の進歩
私が大学にいた頃は、腎臓病の研究をしていました。先輩は主に遺伝子を、私は動物実験やRNA解析を担当していました。
今は次世代シークエンサーやiPS細胞、AI技術も発展していて、当時と比べても医学の世界は本当に進歩していますねえ。
研究生活は、結果が出ない苦しさもありましたが、思いがけない発見があった時の感動は今でも忘れられません。
変わる大学、変わらない人の温かさ
先輩とは数年ぶりの再会でしたが、相変わらず気さくで話しやすい方でした。
大学の教授や秘書さんも代替わりして、若い先生方の顔や名前はすっかりわからなくなってしまいましたが、昔話に花が咲き、懐かしい時間を過ごせました。
先輩は今も、和歌山県のとある病院で勤務医として忙しい日々を送られています。来年からさらに忙しくなるそうで、有給を取ってわざわざ会いに来てくれたとのこと。本当にありがたい時間でした。

学会の舞台裏と、今の自分の立ち位置
開業してからは、学会にもなかなか参加できなくなりました。クリニックを休むのが難しいためです。
大学病院勤務時代は、他の病院の先生方と情報交換をしたり、少し裏話のようなことを聞けたりするのが楽しかったですね。
今思えば、そういう人とのつながりや、表に出ないロビー活動こそが学会の魅力だった気がします。
あの頃の夜遅くまで語り合った時間を思い出すと、少し懐かしくなります。
家族の話、そして「教える」ということ
最後は家族の話にもなりました。子どもの進学や勉強の話、夫として父としての関わり方など、どれも楽しい話題でした。
先輩は「子どもに数学を教えてる」と話していて、すごいなと思いました。帰宅後、私も子どもに少し勉強の話をしてみたのですが、笑われて終わりました(笑)。
英語や数学はまだ何とかついていけますが、社会や音楽はすっかりお手上げです。先日も娘に「ジャカルタってどこの国の首都だっけ?」と聞かれ、答えられませんでした。社会、苦手なんです。
おわりに
久しぶりに先輩と会って、昔話や仕事、家族のことなど、ゆっくり語り合えた時間でした。
研究室で過ごした日々を思い出しながら、今の自分の立場や時間の使い方を改めて考えるきっかけにもなりました。
また季節が変わったら、今度は別のお店でゆっくり話したいと思います。
